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インド各紙がシン首相の訪日で日印関係強化を訴え 「中国を鼻先であしらう好機」

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インド各紙がシン首相の訪日で日印関係強化を訴え 「中国を鼻先であしらう好機」

2013.5.31 22:55(産経)アジア・オセアニア
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首脳会談を前にインドのシン首相(左)と握手を交わす安倍晋三首相=5月29日、首相官邸
 
 【ニューデリー=岩田智雄】5月30日付のインド主要紙は、シン首相の訪日を1面トップ記事などで手厚く報道し、日印関係の強化を大々的に歓迎した。インドはカシミール地方の支配地で中国人民解放軍の侵入と駐留を受けたばかりで、中国の軍事的脅威に対抗するため、日印の連携強化を訴える論調が目立った。
 
 ヒンドゥスタン・タイムズは1面トップで「仕事と円を中国からインドに移すのに熱心な日本」との見出しで、「何百もの日本企業が、工場を中国からインドに移し、巨額の投資と大量の仕事をもたらすかもしれない。日本はインドにとり(軍事)技術の魅力的な源として浮上しそうだ」と期待を示し、「共同軍事演習を深化させることは、最近、インド領にずうずうしい侵入をした中国を鼻先であしらう好機となるだろう」と伝えた。
 
 シン首相が日印の関係強化や海洋の自由での協力を訴えたのは「中国の海洋での拡張路線に抵抗する穏やかな表現だ」と指摘した。中国共産党機関紙、人民日報が最近、日本がインドなど中国周辺国との関係を深めていることに「中国関連問題で押し込み泥棒になっている政治家がいる」と批判した記事についても、「こうした邪悪な警告は命運が尽きた」と断じた。
 
 タイムズ・オブ・インディアは「日印が真珠の首飾りの破壊で手を携え」との見出しで日印首脳会談の成果を報じ、中国がスリランカやパキスタンなどインド洋周辺国で軍事利用を視野に港湾整備を支援していることに対抗するため日印が協力を強化するとの趣旨の記事を掲載した。
 
 インディアン・エクスプレスは「トーキョー(日本政府)との団結」と題する社説で、シン首相は中国の顔色をうかがって日本への接近を心配していたようだが、カシミール地方での侵入事件が「いつまでも続く中印関係のもろさをさらけ出し、日本という選択肢を新たに突出させた」と分析している。
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インドのシン首相が27日から30日まで4日間の滞在を終えました。
インド各紙は大きい関心を示しており、産経を除いて日本のマスコミの取り扱いと極端な対照を示しています。
 
この報道で、新たな事実が分かった。シン首相は実は中国に配慮して日本との関係強化にやや慎重だったということだ。
その懸念を中国軍のカシミール進駐が吹き飛ばした結果ですね。
図らずも中国のお蔭で日印は運命共同体になりました。
 
今回のシン首相訪日成果は相互に大きいです。
経済分野として、原子炉、新幹線の技術の輸出は大きく前進しました。
安全保障分野では、海上自衛隊の救難飛行艇US-2の輸出に向けた合同作業部会の設置や、海自とインド海軍の共同訓練の活発化で合意しました。
 
 両陛下は29日、来日したインドのシン首相夫妻と皇居・宮殿でお会いになりました。お住まいの御所で、1時間ほど昼食も共にされ、外国の首相夫妻を御所での昼食にお招きになるのは珍しいという。
また安倍総理夫妻もシン首相夫妻と、公式予定にはなかった昼食会をしている。これは一見プライベートのようでいて、本音で話せる重要な会談ですね。
 正規の首脳会談の後の共同声明では、検討中の両陛下のインドご訪問の時期について、11月末から12月初めとする方向で調整することが盛り込まれています。
 
日印は結束強化へ!
 
 
その他、産経からインド関連記事。
 
日印首脳会談 インフラ輸出に弾み 原発、新幹線受注で巻き返しへ
【主張】日印首脳会談 経済と安保で連携強めよ
 
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(以上、転載記事)
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