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STAP細胞:部分的な再現成功の研究者 理研が認める なぜそれを先に公表しないのか!小保方会見を魔女裁判の様相にした責任はマスコミと理研にある。

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STAP細胞:部分的な再現成功の研究者 理研が認める

毎日新聞2014年4月14日(月)12:56
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(毎日新聞)
 理化学研究所の広報担当者は14日、STAP細胞の論文共著者以外にも部分的な再現に成功した研究者がいることを明らかにした。論文の発表前後に理研内で1人ずつが試し、万能性を持つ細胞に特徴的な遺伝子が働く様子まで確認したという。

 研究者は違う人で、2人の研究者が途中までの再現に成功したことを認める一方、「氏名などは公表できない」と話した。

 論文では、万能性を確認するため、マウスに移植してさまざまな細胞・組織になることや、マウスの受精卵に入れて全身に散らばることを確認する実験をしたと書かれている。【千葉紀和】
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ことの起こりは論文に載った資料の写真に始まって、次々に捏造云々に話しが大きくなって、これに対し理研は小保方氏に直接発言することを禁じ、小保方氏の個人的な不正行為だったとする幕引きに掛りました。 
 
だから世論は「小保方は逃げている」、「論文がインチキならSTAP細胞もインチキ」だろうという感情的な論が主流になってきました。週刊誌はかなり酷い書き方をしています。
やっと会見が行なえたときには既に大勢が決まってしまっている感じでした。
理研の職員の立場もあって自由な発言が出来ない重圧と孤独の闘いですが、
なんとか頑張れたようです。
これって現代の魔女裁判じゃないですか。
 
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先日の拙記事『小保方論文は撤回させるな』にも書きましたが、STAP細胞が存在するとかしないとかは、素人の私には分かりませんが、存在すると信じたいです。
研究の手法にいろいろ問題があったことは否めませんが、小保方氏は人類が未知のとてつもない領域を察知してしまった可能性はあります。
論文を撤回してしまうと、この論文は「無かった」ことになり、ヒントを受けて例えばアメリカや中国の学者が研究して存在を発表したら、この大きい成果は日本のものでなく、その国のものになります。 特許の権利を失います。
つまり理研の面子よりも遥かに大きいものを失います。
だからこれ以上「説得」などいう圧力をかけてはいけません。
 
部分的に他の学者によって確認されていたという重要な事実を理研はこれまで隠していて、状況の流れに迫られて公表しました。
小保方氏が別の学者も再現試験で確認していて、理研もそれを知っていると公表したからです。
小保方さんが出した不服に対して、理研は早々に判断を出すとしていたのが、その思惑通りにはゆかなくなったと思います。何もかも彼女一人の責任にしようとしてもそうはゆきません。
小保方氏の補充説明の要点です。この部分は産経からお借りしました。
 
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でも「共同研究者」って一体何でしょう。当該の論文を実際に見たわけではないですが、著者欄の筆頭には記述した人、最後は一番偉い人を並べて多人数になることもあります。偉い人は名前が出てるだけのこともありますが、それ以外の人は研究に携わった仲間です。一緒に名前が載っているなら、共に責任があります。
それを小保方氏一人の責任にして理研は逃げています。
「大きな力が動いている」と小保方氏が言っていますが、それが具体的にどういうことなのか、理研の職員でもある彼女はそれ以上言えない立場で、とても精神的に苦しい筈です。
 
華々しい成果をあげる日本の科学者たちですが、今回の件は色々と一番嫌な面を見せつけられてしまいました。

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