【リケメン記者の落書き帳】
しずかちゃんロボット出現？ 下品・乱暴な言葉を言い換えるトヨタのアプリが絶妙
「ドラえもん」のしずかちゃんといえば、圧倒的知名度と人気を誇る国民的美少女キャラクターだ。弱虫で劣等生の「のび太」に、乱暴ものの「ジャイアン」、いじわるキャラの「スネ夫」らの中にあって、賢く、正義感があって清純無垢（むく）な紅一点として描かれている。
今年４月、トヨタ自動車の女子向けコンパクトカー「パッソ」がマイナーチェンジし、しずかちゃんをイメージキャラクターに迎えた。そして、そのＰＲの一環で、５月にｉＯＳとアンドロイド端末向けに配布を始めたのがスマートフォンアプリの「しずかったー」だ。
激しい言葉や下品な単語を打ち込むと、あたかもしずかちゃんがおしゃべりあそばす言葉であるかのように変換。感情のままソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）に打ち込む前に、しずかったーに気持ちを打ち明けて気持ちをなだめて、という淑女向けの提案だ。
変換の一例を挙げると、
「てめえ、うぜえよ」→「マイスウィートダーリン、煌（きら）びやかだよ」
「あの野郎、きもすぎ」→「チャーミングなお方、ワンダホーすぎ」
「最悪」→「明日はいいことあるよ」
「嫌い」→「将来的には好きになるしかない」
「くさい、きたない」→「香り高い、個性にあふれる」
（かなり自己規制中）
スマホが小中高生にまで普及し、ソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）による言葉遣いを巡ったトラブルも増える中、ヒューマノイド（ヒト型ロボット）で実績のあるトヨタが人工知能の技術を駆使し、いじめ撲滅に乗り出した－というわけではなさそう。変換内容もあり得なすぎで投稿しても友達は「？？？」だろうが、気分はやわらぎそうだ。
ソフトバンクもロボット事業に進出して市場が新しいステップに踏み出しそうなことだし、いっそ、対話していくうちにすさんだ気分が吹き飛ぶ「しずかちゃん型ロボット」でも開発してくれないだろうか。（原田成樹）
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これいいですね！
有田センセイ、おともだちにもお勧めください。
あ、それからお嬢様にもね。
なでしこりんさまのブロブ記事です。
