mamimami77772さまの『主に【 対馬 】を応援するブログです 』(exciteブログ)より転載させて頂きました。
(以下、転載記事。 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)
神田明神鳥居横の「天野屋」
2014年8月3日(日)
予想では冷夏だったはずですが、今年の暑さは特別です。
食欲がないとか、飲み物ばかり飲んじゃって、という方も多いと思いますが、残念なことに私は夏でも食欲もりもりです。一度でいいから夏痩せと言うのを経験してみたいです。
8月1日の読売新聞夕刊に、神田明神の鳥居横にある「天野屋」さんの記事が出ていましたので、転載します。季節感たっぷりの、しみじみする良い記事だと思いました。
★神田明神脇 天野屋 http://www.amanoya.jp/
季節はずれの写真ですが、こちらは新年に神田明神に参拝した時の明神様(随神門)と、
紅梅が趣を添えている夕暮れの天野屋さんの喫茶店です。
★【新春】新年を迎えた神田明神界隈
http://kawaiimog.exblog.jp/20246633/
日本語文化の特徴は数えきれないほどたくさんありますが、俳句で季節と結びついて、その季節を表す「季語」は特に美しい言葉だと感じます。季節を優雅に 美しく表してくれる言葉ですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
季節のことば検定 読売新聞 8月1日夕刊から
Q 次の「甘」の付く言葉の内、俳句の夏の季語はどれでしょうか?
① 甘橙
② 甘干
③ 甘酒
④ 甘茶
A 正解は③ の甘酒です。 柔らかく炊いた飯か粥(かゆ)に米麹を加え、一晩ほど発酵させて作ります。
江戸時代、釜を据えた箱を天秤棒にかけて売り歩くのが、夏の風物詩となっていました。江戸中期の俳人(嘴山 スイザン)に「あまざけや 舌やかれける 君が顔」という句があり、夏でも熱々の甘酒を飲んでいたようです。
①の甘橙はネーブルで「春」の季語
②の甘干は干し柿の事で秋の季語
④の甘茶は(お釈迦様の)花祭りの時に誕生仏にかけますが、これも春の季語です。
甘酒の成分は、今の病院で用いる栄養点滴とほぼ同じ。庶民の夏バテを防ぐ、栄養ドリンクだったといえるでしょう。酒という名がつきながら、アルコール成分はほとんどありません。
現代では寒い季節に飲むのが一般的な甘酒。
初詣に行き、紙コップの甘酒で体を温めた記憶のある方も多いのでは。
東京の神田明神の鳥居脇では、江戸時代から続く甘酒の老舗・天野屋が人目を引きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
甘酒は夏(7月)の季語です。江戸時代の人は、夏の暑いときに熱い甘酒をふうふうと吹きながら飲んで、 夏バテを防いだようです。
天野屋さんの若女将が亡くなって一年半になります。
まだ50歳代半ばの若さであり、嫁いでからは「老舗・天野屋」の店頭を一人で切り盛りしていた美しい女性でした。彼女が家族と社員全員の食事を、毎日3食作りますので、買い物の食材の量は半端ではありません。近所の八百屋さんなどで買い物している姿を見ただけでも、老舗を守ることの大変さを痛感しました。
天野屋さんに行けば、今でもあのにこやかな笑顔で ”元気にしてる?”と言いながら、てきぱきと接客する姿が見れそうな気がしてなりません。
予想では冷夏だったはずですが、今年の暑さは特別です。
食欲がないとか、飲み物ばかり飲んじゃって、という方も多いと思いますが、残念なことに私は夏でも食欲もりもりです。一度でいいから夏痩せと言うのを経験してみたいです。
8月1日の読売新聞夕刊に、神田明神の鳥居横にある「天野屋」さんの記事が出ていましたので、転載します。季節感たっぷりの、しみじみする良い記事だと思いました。
★神田明神脇 天野屋 http://www.amanoya.jp/
季節はずれの写真ですが、こちらは新年に神田明神に参拝した時の明神様(随神門)と、
紅梅が趣を添えている夕暮れの天野屋さんの喫茶店です。
★【新春】新年を迎えた神田明神界隈
http://kawaiimog.exblog.jp/20246633/
日本語文化の特徴は数えきれないほどたくさんありますが、俳句で季節と結びついて、その季節を表す「季語」は特に美しい言葉だと感じます。季節を優雅に 美しく表してくれる言葉ですね。
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季節のことば検定 読売新聞 8月1日夕刊から
Q 次の「甘」の付く言葉の内、俳句の夏の季語はどれでしょうか?
① 甘橙
② 甘干
③ 甘酒
④ 甘茶
A 正解は③ の甘酒です。 柔らかく炊いた飯か粥(かゆ)に米麹を加え、一晩ほど発酵させて作ります。
江戸時代、釜を据えた箱を天秤棒にかけて売り歩くのが、夏の風物詩となっていました。江戸中期の俳人(嘴山 スイザン)に「あまざけや 舌やかれける 君が顔」という句があり、夏でも熱々の甘酒を飲んでいたようです。
①の甘橙はネーブルで「春」の季語
②の甘干は干し柿の事で秋の季語
④の甘茶は(お釈迦様の)花祭りの時に誕生仏にかけますが、これも春の季語です。
甘酒の成分は、今の病院で用いる栄養点滴とほぼ同じ。庶民の夏バテを防ぐ、栄養ドリンクだったといえるでしょう。酒という名がつきながら、アルコール成分はほとんどありません。
現代では寒い季節に飲むのが一般的な甘酒。
初詣に行き、紙コップの甘酒で体を温めた記憶のある方も多いのでは。
東京の神田明神の鳥居脇では、江戸時代から続く甘酒の老舗・天野屋が人目を引きます。
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甘酒は夏(7月)の季語です。江戸時代の人は、夏の暑いときに熱い甘酒をふうふうと吹きながら飲んで、 夏バテを防いだようです。
天野屋さんの若女将が亡くなって一年半になります。
まだ50歳代半ばの若さであり、嫁いでからは「老舗・天野屋」の店頭を一人で切り盛りしていた美しい女性でした。彼女が家族と社員全員の食事を、毎日3食作りますので、買い物の食材の量は半端ではありません。近所の八百屋さんなどで買い物している姿を見ただけでも、老舗を守ることの大変さを痛感しました。
天野屋さんに行けば、今でもあのにこやかな笑顔で ”元気にしてる?”と言いながら、てきぱきと接客する姿が見れそうな気がしてなりません。