捏造が社是なの?
10月28日
NHK
18時のニュース
アナ
テレビ朝日は、ニュース番組の中で鹿児島県の川内原子力発電所の安全審査を巡る原子力規制委員会の記者会見での発言を不適切に編集したとして
番組のプロデューサーら7人を処分すると発表しました
テレビ朝日は、ニュース番組の中で鹿児島県の川内原子力発電所の安全審査を巡る原子力規制委員会の記者会見での発言を不適切に編集したとして
番組のプロデューサーら7人を処分すると発表しました
この問題は、先月10日の報道ステーションで、川内原発が新しい規制基準に基づく原子力規制委員会の審査に合格した事を取り上げた際
田中俊一委員長の記者会見での発言を不適切に編集していたものです
具体的には、田中委員長の竜巻の影響評価に関する発言を火山に関する発言として放送した他
委員長が殆どの質問に答えていたにもかかわらず、答えを拒んだかのように編集していました
この問題を受けてテレビ朝日は、明日付で番組のプロデューサーやニュースデスクら3人を減給3か月
上司のニュースセンター長ら4人をけん責処分にする事を発表しました
更に報道局長が役員報酬の1か月分の5%を自主返上する事にしています
テレビ朝日の吉田慎一社長は、不適切な編集であり、あってはならない事だ
関係者の皆様にご迷惑をおかけしたとしています
この問題では、番組のキャスターが2日後の放送の中で陳謝した他
BPO放送倫理番組向上機構が審議に入っています
BPO放送倫理番組向上機構が審議に入っています
↓ ↓ ↓ ↓
9月12日
テレ朝
報道ステーション
古館
そして関連致しまして、ここで訂正とお詫びがございます
と言いますのはですね、一昨日の水曜日この鹿児島川内原発
新規制基準適合のニュースの中で、我々は2つの誤りというものがありました
そして関連致しまして、ここで訂正とお詫びがございます
と言いますのはですね、一昨日の水曜日この鹿児島川内原発
新規制基準適合のニュースの中で、我々は2つの誤りというものがありました
まずあの1つ目はですね、規制委員会の田中俊一委員長の記者会見の中での
記者とのやり取りに関してなんですが
記者とのやり取りに関してなんですが
火山の審査基準に関するものとしてお伝えしたくだりがありました
まず、記者の質問
ガイドを作る過程のチェック体制に、色々問題があったのではないですかという質問に田中委員長がこう答えます
ガイドを作る過程のチェック体制に、色々問題があったのではないですかという質問に田中委員長がこう答えます
100パーセント100点だということを申し上げるつもりはなくて
それは速やかに直して、きちっとバックフィット
基準の更新が必要であればそういう風にしていけば、いいと答えたやり取りなんですが
これは火山の審査基準に関するものではなく、竜巻の審査基準に関するものでありました
これはもう私ども一切の言い訳などできない、誤りです、間違いです
そして2つ目です
2つ目は火山に関する質問が記者会見で相次いでいるという事を紹介したところでやはり誤解を招いてしまうところがありました
2つ目は火山に関する質問が記者会見で相次いでいるという事を紹介したところでやはり誤解を招いてしまうところがありました
こちらのフリップを見て頂きたいと思います
我々の編集では、記者Aの質問があり記者Bの人の質問があり
そしてその後すぐに田中委員長の答えとして、それらに関して
答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。
そしてその後すぐに田中委員長の答えとして、それらに関して
答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。
という委員長の答え
こういう形での編集でした
これですとですね、色々な質問に対して一切委員長が答える気持ちがないように
取られてしまう印象だと思います
取られてしまう印象だと思います
ところが、実際はと言いますと
ここに実は、間がありまして、委員長は色々と別な質問にも答えてます
そして同じような質問が重複したというご判断の中で、多分
色々答えているので、答える必要があるでしょうか、ここに関してはなさそうだからやめておきますと言ったんですが
これが結果、ここを編集で抜いてしまっているというのが、大きな間違いだと、ということになります
ここの部分はじゃあどういう風に委員長がお答えになっていたか
そこをちょっとお聞き下さい
Q
今回川内原発の審査書に関しては、まあ大きく火山に対する予測であるとか
影響に関して非常に大きな批判がございましたけども
この辺については当初から予測されていたものなのか
それとも全く想定外の批判であったのか
今回川内原発の審査書に関しては、まあ大きく火山に対する予測であるとか
影響に関して非常に大きな批判がございましたけども
この辺については当初から予測されていたものなのか
それとも全く想定外の批判であったのか
田中俊一委員長
火山についてはですね、あのー今回の新しい規制の中で初めて
その火山の影響っていうのを取り入れた訳です
その火山の影響っていうのを取り入れた訳です
それについてきちっと評価をしていって、私どもとしては川内については
その火山の影響っていうものは、運転期間中には及ばないという判断をしつつ、且つ自然現象ですので、あのー未確定というか、あのー・・・絶対という言い方はできませんので
その火山の影響っていうものは、運転期間中には及ばないという判断をしつつ、且つ自然現象ですので、あのー未確定というか、あのー・・・絶対という言い方はできませんので
モニタリングをしながら、その対応についても
安全確保の面で、きちっと心配のないようにしようという事を取り組むことにしました
安全確保の面で、きちっと心配のないようにしようという事を取り組むことにしました
火山の事について色々言い出されたのは、実は国会で私が質問を受けたあとから
他の最初に質問された先生はもう、納得して頂いたんですが
そのあとから色々意見が出てきたというのが、正直な実感ですね
古館
2点に関しまして、大きな間違いを犯しました
2点に関しまして、大きな間違いを犯しました
田中委員長を始め、関係者の方々
そして何よりもテレビをご覧の皆様方含めまして
そして何よりもテレビをご覧の皆様方含めまして
本当に心からお詫びを申し上げます
申し訳ありませんでした
9月10日
報道ステーション
田中委員長のコメントを完全にカットしていますね