日韓スワップ協定、30億ドル分が7月3日で失効 それでも残り枠が100億ドル分
2013.6.24 17:09 (産経)
財務省は24日、7月3日で期限切れとなる「日韓通貨交換(スワップ)協定」の融通枠30億ドル分について期限を延期しないと発表した。30億ドル分の失効後も、100億ドル分の残り枠があり、平成27年2月まで継続される。
日韓両国は、金融市場が混乱し、外貨が不足した場合などに備えて互いの通貨である円とウォンを融通しあう総枠130億ドルの通貨スワップ協定を結んでいるが、このうち7月3日に期限切れとなる30億ドル分を延長しない。
融通枠をめぐっては、19日の衆院財務金融委員会で麻生太郎財務相が「韓国からの(延長)要請はない」と述べ、韓国側からの要請がない場合は延長しない方針を示唆していた。
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報道発表
平成25年6月24日
財務省
30億ドル相当の日韓通貨スワップ取極を終了します
日韓両国は、2013年7月3日を期限とする両国中央銀行間による30億ドル相当の円-ウォンの通貨スワップ取極について、期限を延長しないとの結論に至りました。
問い合わせ先
国際局地域協力課
電話 内線2917
電話 内線2917
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国民は東京都議会選挙の朗報に気焔があがっています。
祝い事が重なりますね。
残り100億ドル分もすぐに打ち切りたいですが、こちらはチェンマイ・イニシアチブとして多国間取り決めの枠内のことなので、難しいです。
それにしても麻生副総理、ナイス・ジョブです。
絶妙な発言で、韓国に「名誉も実利もなんてあり得ないぞ」とはっきりと釘を刺したので、自国内の世論に反してまで韓国政府は動けません。
この時期に発表したのは、事務手続きに1週間ほどかかる(らしい)ことがありますが、来月3日直前に韓国から変化球を投げて来るのを封じたと私は理解しています。
期限前日の2日にはブルネイで日韓外相会談があります。
この議題は全然違う内容の予定ですが、この場で急にこの件を取り上げられてもややこしくなりますものね。
国際仕置き人:麻生太郎