いまスズメバチは分蜂の季節です。
巣に若い女王蜂ができて、群れを従えて飛び立ってゆきます。
こうなる前に巣ごと捕獲しなければなりません。
お近くの樹や崖にこんな巣はないでしょうか。
これこそ特に凶暴な「ツマアカスズメバチ」の巣です。
左の写真の拡大
こちらがツマアカスズメバチ。つまとは先のことで、胴の先が赤いのが特徴です。
アジア南部に広く生息していますが、中国から韓国に渡って大被害が出ました。
さらに韓国から船荷に付いて対馬にやって来て、特産のニホンミツバチの養蜂に大打撃を与えています。
ニホンミツバチは我々が普段見かけるセイヨウミツバチよりも小型で大人しく、まるで日本人のようです。(余談ですがアッキーが首相公邸で飼っています。)
集団戦法で闘いますので、個体数が大きく減ることはないのですが、警戒してナイーブになり飛行も減りますので蜜の収穫が激減します。
ニホンミツバチを襲うツマアカスズメバチ
一方、セイヨウミツバチは九州・本州の養蜂業者が普通に使っています。こちらは集団戦法をとらず一匹ずつ闘うので、巣ごと全滅したりもするでしょう。
韓国や対馬との航路がないからといって安心できません。
門司で巣が発見されたのですが、模様を専門家が鑑定した結果、韓国ではなく、中国由来らしいと分かりました。ですから、中国との航路がある港街も全て警戒が必要です。
門司で見つかった巣
ツマアカスズメバチは繁殖力がとても強く、一旦定着すると、東北南部あたりまで拡大するだろうとも見られています。
蜜蜂がまず狙われますが、他の昆虫の生態系にも影響を与えかねません。
人にも向かってきます。
もしそれかもしれない巣を見つけたら、危険なので自分で対処せず、保健所や役場に連絡することをお勧めします。
天敵の導入も考えられますが、沖縄でハブ退治に導入したマングースがハブよりも天然記念物のヤンバルクイナを襲った事例もあり、慎重でなければなりません。
やはり人が見付けて徹底的に駆除するに限ります。
対馬での駆除はどうなったのでしょうか。
2013年時点で既に30を超す巣が見つかっていますが、昨年は倍近く増えています。除去に懸命に取り組んだとはとても言えません。
財部(たからべ)市政は花火を韓国から見てもらうために打ち上げるとか、アリラン行列を復活させるとか、韓国から反日アーチストを迎えてアート・ファンタジーを行うとか、長県の市長会をわざわざ釜山で開催するために尽力するなど、島民ではなく韓国に媚びることにひたすら一生懸命でした。対馬は産業がさびれて島を去る人が後を絶ちません。
次期市長選挙には立候補しないらしいですが、じつに悪夢の市政でした。
韓国の為ではなく、日本人の為の市政を行う時期市長が待望されます。
対馬など国境の離島を支援する「特定国境離島地域の保全及び振興に関する特別措置法案」がヒゲの隊長の佐藤議員らの大変な努力でまとまったのですが、国会で野党が平和安全法制を潰しにかかった大混乱の余波のために上程さえ出来ませんでした。来年1月の通常国会が待たれます。
国は国です。国民も自分達で対馬を支援することが出来ます。
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