「愛国百人一首って、一体何?」の疑問には、下の過去記事一覧の1番目をご覧ください。
執り佩ける(とりはける)太刀の光はもののふの常に見れどもいやめずらしも
吉田松陰門下の久坂玄瑞の作です。
勝手に意訳
刀は武士として常に手に取ったり腰につけたりしているものであるが、その光は見るたびに同じではない(不思議なものだ)
凄い作品ですね。「いやめずらしも」が活きています。
長州藩士の家に生まれて武士の生き方を、この刀を愛でる歌であらわされている気がします。
刀剣ブームです。「刀剣乱舞」という作品の影響が凄くて、女性にも刀剣愛好家がいっぱい増えました。
刀は人を斬る武器であり、また優れた刀は美術品でもあります。
展示されている刀の光に魅了されてますか。
人間国宝 故 天田昭次氏の作品
[愛国百人一首]の過去記事
[愛国百人一首] おほきみは、神にしませば、天雲のいかづちの上にいほりせるかも (「愛国百人一首」の紹介を含む)