14日に出た週刊現代です。
どこよりも早い「衆参W選挙 全選挙区当落予測」 自民党なんと323議席! 圧倒的勝利はこの国を根本から変える という記事見出しです。
確かにこの時期としては注目に値します。
ただし、あくまで週刊現代であるので、その意図は推して知るべしです。
前回でも、更にその前回でもそうでしたが、メディアは議席予測では自分達の嫌う政党を大勝させて油断させ、自分達の側の陣営を叱咤激励します。
前回の予測では自民の議席数予測は、
朝日>その他の反日メディア>読売>産経 ではなかったでしょうか。
記事では前提があります。
安倍総理が消費税増税を選挙にタイミング良く延期して、そのことで国民に信を問うために解散をして衆参ダブル選挙になる という設定です。
このことは既に政界は織り込んでいますね。
通常国会が異例の1月4日に開会するのも、ダブル選挙を日程的に可能にする為と言われています。
公明は地方組織の事情で同日選反対だそうです。学会票をしっかり確保するのはどちらでも同じではないかと思うのですが、当ブログ主には分かりません。
二階総務会長は反対しています。
もちろん、総理自身は軽々しくは言うわけありません。
ここへきて別のファクターが急浮上してきました。
衆議院の選挙区の定数問題です。これは該当の選挙区の議員には死活問題ですので、簡単には決着しません。
通常国会でさっさと決着して、その法改正の内容が有効になる期間を逆算すると、かなり荒れる国会になるでしょう。
定数改正をしないままの解散もありだと思います。
その場合は最高裁によって後日に違憲判決が出るかもしれません。
しかし国権の最高機関は、最高裁でも内閣でもなく、国会です。
「違憲状態」の選挙で選ばれた衆議院の議決が全て無効であるとは、最高裁も言えないでしょう。
さて週刊現代の予測ですが、各選挙区ごとに予想される候補者の当落を〇、△、▲、×で表わしています。
全部お見せしたいですが、著作権などのこともあります。
集計情報だけ転記しましょう。
衆議院
・自民:現292議席→小選挙区250+比例区73=323議席
・公明:現35→8+26=34
・民主:現72→19+30=49
・維新の党:現21→2+16=18
・共産:現21→0+20=20
・おおさか維新の会:現13→6+14=20
・社民:現2→1+1=2
・生活:現2→2+0=2
・無所属その他:現16→7+0=7
参議院
・自民:現115→改選49→61+12=総議席127
改選議席49が12増えて61になり、非改選の議席を合せると、という意味です。
・公明:現20→9→15+6=26
・民主:現59→43→26-17=42
・維新の党:現5→4→4=5
・共産:現11→3→5+2=13
・おおさか維新の会:現6→1→5+4=10
・日本を元気にする会:現5→3→3-2=3
・社民:現3→2→1-1=2
・生活:現3→2→2+0=3
・次世代:現5→2→0-2=3
・その他:現2→1→0-1=1
・無所属:現8→2→1-1=7
出掛けるまえにバタバタと急いで記事を書きました。
この週刊誌が入手できない方、内緒コメントで(どこかの選挙区の予想など)お尋ねいただければお返事しますよ。