....公職選挙法では有給の選挙運動員を認めてはいるのですが・・・・
........公職選挙法では公務員の政治活動は禁止されているはずですが？

.....なでしこりんです。田母神俊雄氏が逮捕されました。私も東京都知事選では応援した人物だけに残念な思いはあります。逮捕の要件は「公職選挙法違反容疑」ですが、「田母神逮捕の核心」に迫る前に、今日は「公職選挙法における報酬」の話から始めましょう。公職選挙法は将来、選挙に立候補する意志を持った人たちにとってはとても大切な法律ですから。

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.......................選挙でのうぐすいす嬢は日給１万5000円なり

.....＜公職選挙法で報酬を支給できる人 （３職種）＞

.....① 選挙運動のために使用する事務員・・・選挙運動に関する事務をするために雇用された人のことで、選挙責任者や出納責任者、親族等の人は含まれません。日給は１万円以内。

.....② 車上等運動員（ウグイス嬢）・・・選挙カーや船舶の上で、連呼行為等の選挙運動ために雇用された人のこと。日給は１万５０００円以内。

.....③ 手話通訳者・・・出陣式・決起大会・励ます会などに、舞台上で手話通訳をするために雇用された人のこと。日給は１万５０００円以内。いずれも超過勤務手当ては付けられない。

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...........................政見放送の手話通訳者も１万5000円なり

.....つまり、きちんと届け出さえすれば事務員には日給１万円、ウグイス嬢と手話通訳者には日給１万５０００円を払うことは可能です。ただし、事務員には日給１万１円以上、ウグイス嬢と手話通訳者には日給１万５００１円以上払うと「違反」になります。「よくがんばってくれた」からという理由でボーナスを弾むのは違反になります。

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.....一部に誤解があるようですが、「選挙運動員＝無給のボランティア」ではありません。もちろん、「選挙運動員の大多数は無給のボランティア」ですがね。つまり、有給の選挙運動員には「届出義務と人数の規制」があるからです。有給選挙運動員は選挙の規模によって異なります。