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Channel: くにしおもほゆ
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はすみとしこさんと富田安紀子さんの隠れたメッセージ

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最近千葉麗子さんの『さよならパヨク』と『JAPANISM』(29号)を読みました。
その充実した内容については、また別の機会に述べます。
本日の私の記事は本の表紙の絵です。
どちらもメッセージ性がてんこ盛りなのです。


『さよならパヨク』の表紙は『はすみとしこの世界』で有名なはすみとしこさんの作品です。
イメージ 1

本の表紙は多くの人の目にとまるので、画家にとっても普通の1枚の絵よりも大切な仕事だと思います。
絵で本の内容を暗示し、本を買いたいと思わせなければなりません。
まずは太腿あらわな千葉さんの絵が目につきます。
でも読んでから改めて眺めると、多くのメッセージが込められていることに気付きました。

太腿あらわな姿は商業的なアイキャッチだけでなく、千葉さんが自分のことも隠さずに勇気を出して書いたことを表現していると感じました。えてして暴露本のたぐいは、自分をい視点に据えながら対象をコテンパンに書きがちで、この点で千葉さんは立派です。
脚で踏み付けているのはパヨクのプラカード、自分がアジ演説した黒いマイクなど。心臓(心)の位置から放射する旭日のワンピースと頭(思考)を包み込む日の丸ですね。女の細腕でしっかりと日の丸を掴んでいます。

顔は笑っていません。この先が簡単ではないこと、そして決意を表わしています。
はすみとしこさんが自分で「風は右から吹いている」と巻末の対談で語っていたのですが、読者側からは右でも、絵の人物にすれば左側になります。左からの風でもいいです。しっかり立っている姿ですから。
スカートの裏地の黒い放射も何か表現していると思うのですが、ピンクの旭日の華やかさとそれを支える強さでしょうか、私には分かりません。


『JAPANISM』(29号)の表紙の絵についてです。
同じ青林堂から出て大ヒットした『日之丸街宣女子』の富田安紀子さんの作品です。
        イメージ 3 イメージ 2

女の子の制服に[中]のワッペンがあります。『日之丸街宣女子』の主人公の中学生ですね。マフラーで口元を覆っているものの、ニッと不敵に笑う口が見えています。
大きい目には闘志がみなぎっています。
日の丸と旭日旗の両方を持っていますが、日の丸には折り目があって、日輪もいびつです。良く見ると、折り目は山・谷・谷・山です。何かに押し付けられた跡でしょうか、とにかく紙の旗です。はて、何の表現でしょうか、私には謎です。
旭日旗には折り目ないですね。

『日之丸街宣女子』は『JAPANISM』の中で連載が続いていますが、これをまとめの本の2号はなぜか、待っているのにまだ出てきません。
ちなみに『JAPANISM』30号は『さよならパヨク』の絵を採用しています。


絵は見る人によって、さまざま感じ方があるものです。
私の勝手な推測での解釈を並べましたが、皆様はどうお感じになったのでしょうか。

ネットを見ていると、「権力の側に付いた画家」という意見もありました。
冗談じゃないですね。出版業界は主に左翼側の支配下です。
国民の側が絵を以て政治を理解し、政治に参加するのは『嫌韓流』に始まった流れで、そう古いことではありません。
はすみとしこさん、富田安紀子さん、左翼の圧力に負けずに力強い創作活動をお続けください。
そして、ネットにはまだまだ無名の画家が沢山おられます。
同時にこれらの画家の作品もどんどん出版されて、国民と強い共闘が出来ますように祈念します。



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