維新の影響力低下については、その傾向が見え始めたときから、詳細な情報をお膝元の関西から発信しています。
オウンゴールの連続で自壊の芽がはっきりと出てきました。
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【産経・FNN合同世論調査】
維新、大失速…橋下発言、近畿も「NO」 参院選投票先、民主に抜かれ3位 自民との連立も×
2013.5.27 11:41(産経)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が25、26両日に実施した合同世論調査で、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の慰安婦制度に関する発言について、75・4%が「不適切」と回答した。一連の橋下氏の発言で維新の支持を急落。今夏の参院選の比例代表の投票先としても前回調査(4月20、21両日)から4・4ポイント減の6・4%となり、民主党(8・8%)に抜かれて3位に転落した。今夏の参院選に大きな影響を与えそうだ。
慰安婦制度に関する発言で、「適切」は16・8%だった。橋下氏が在日米軍に風俗業の活用を進言したことについても80・7%が不適切と答え、適切は12・2%にとどまった。
それぞれの質問で不適切と回答した人を地域別でみると、慰安婦制度、米軍の風俗業活用ともに東京が80%台でトップ。近畿も高く、慰安婦制度が73・6%、米軍の風俗業活用も84%が不適切と回答した。不適切とする回答は都市部で高い傾向にある。
年齢別では、慰安婦制度は男女とも40、50歳代が高く、とくに女性の50歳代の92%が不適切と答えた。男性も50歳代の78・7%がトップ。米軍の風俗業活用も女性の50歳代の93・3%、40歳代の91・5%が不適切とした。
このほか、橋下氏の発言を受け、みんなの党が維新との参院選での協力を解消したことには60・1%が妥当と回答。維新に対するイメージでは、40・9%が悪くなったとした。
参院選後に自民党が組む連立相手の政党としても、維新は前回(20・7%)からほぼ半減の10・7%となり、公明党の20・5%(前回比2・2ポイント増)に抜かれた。
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【橋下維新ウオッチ】
慰安婦発言前は首相より人気だった橋下市長 OSAKAの印象も…
「『西日本全体を管轄しているが、会おうと思っても会えない市長は大阪市の橋下徹市長だけだ』とぼやいていましたよ」。国内外に知り合いが多いという取材先の男性と話しているとき、こんな話を聞いた。ぼやいていたというのは、関西に領事館を置く複数の国の領事だという。
橋下氏は市長就任後、「外交は基本的に知事にやってもらう」と宣言し、自治体外交を府の松井一郎知事に一本化。海外出張には行かず、各国領事らの表敬訪問は府庁へ移った。
ただ、国外からも注目を集める「政治家・橋下徹」に直接会って話したいと希望する海外の要人は多いといい、橋下氏との面会が実現しないことに不満を漏らしているらしい。
取材先の男性は「橋下さんが外交をしないのはもったいない。彼の発信力があれば世界に向けてもっと大阪をアピールできるはず」と話し、「彼が将来国会議員になったり、ひょっとして首相になったとき、領事たちとの人脈が生きてくるはずなのに」と残念がっていた。
そんな会話をした数日後の13日、橋下氏が慰安婦制度をめぐって発言し、自ら在日米軍に対して風俗業の活用を勧めたと明らかにした。「橋下発言」は大々的に報じられ、米国務省の報道官も発言を批判する事態に発展。皮肉にも、橋下氏の発信力の高さゆえに、大阪の名前まで海を越えて悪いイメージで伝えられたような気がする。
橋下氏は発言の前から予定されていたアメリカ出張を来月に控えている。市長としては凍結していた自治体外交の初の再開となる予定だ。
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アピール
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