mamimami77772さまの『私達の愛する国 日本よ永遠に Japan Forever 』(exciteブログ)より転載させて頂きました。
オリジンは純日本人会さまのブログで、再転載です。
(以下、転載記事。 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)
【転載】アフリカの大地で苦闘する大和撫子のナイジェリアレポート Ⅲ |
物騒な隣国と比較することで私達日本人は、日本がどれ程恵まれた国であるかを、やっと最近自覚出来るようになりました。
安心、安全な日本も、外国人犯罪の増加と共に変わりつつありますが、それでもまだ日本は数少ない「夜道を一人で歩ける国」の一つです。
ナイジェリア・レポートを読みますと、日本に生まれ育っただけで既に充分幸せであることを実感します。日本の常識は世界の常識ではありません。
ナイジェリアに限らず、海外に進出する日本企業が美味しい話に飛びつくことはどれ程危険なことでしょうか。
世界第6位の石油輸出量を誇るアフリカのナイジェリア。だがオイルマネーの恩恵にあずかれない庶民は不満を募らせ、政情不安が高まっている。
石油会社の街: オクリカの町では、石油産業の影響が至るところで見られる。町を何本ものパイプラインが通り、女性がさす傘は石油会社のロゴ入りだ。
皮肉にも、デルタ地帯で石油が出るようになってから、ほとんどの地域で生活水準が下がった。
ナイジェリアが抱えた希望は打ち砕かれた。
転載はここからです***************************
純日本人会のブログ から転載いたしました。
アフリカの大地で苦闘する大和撫子のナイジェリアレポート Ⅲ
ナイジェリアで若者に職場を与えようという理想の下、現地で企業をし、しかし現地政府関係者達に詐欺に遭って事業が頓挫している日本人女性がいます。
一度もお会いしていないが、もの凄く頭の良い方のよう。精神性も事の是非をわきまえた“日本人”そのもの。
日本人か日本人でないかは血やDNDではなくその人が身に着けた文化で判断するべきもの。まして国籍では判断できない。
さて、“ナイジェリアの日本人女性”は現地の治安状況が悪化し過ぎて、一旦日本へ帰国する方向で決意を固めれたようです。日本の外務省は邦人の安全が脅かされているので、帰国に際してはチャーター便を出すという事までは知人と介して言ってもらっています。
ただご自身は「(日本)政府に経済的なご迷惑をおかけするより」というお考え。これぞ、「にっぽんじん」です。
《 独立運動に関わったナイジェリア人が日本で難民認定されています。最悪の場合、夫の日本行きについてNGOを頼ることになるかもしれませんが、やはり政府に経済的なご迷惑をおかけするより、せめてラゴス州への問題解決を大使館からプッシュしていただけないか、今月半ばにいらっしゃる領事部の方に再度ご相談してみます。》
しかし問題は日本政府がご一家のおカネが現地の詐欺師と政府によって凍結されてしまっているようです。
政府、そして大統領まで絡んでの詐欺になっているので司法も行政も民主主義が機能していないので、メールのやり取りだと、どうも、本来なら単純に手元に取り戻せるはずのおカネが戻るのか戻らないのかハッキリしない事のよう。
それで政治家を通じて、或いは外務省にツテのある人にお願いして、外務省に交渉してくれるよう依頼したのですが、案の定、司法や行政をもっと公正に行って欲しいと申し入れる事は内政干渉になるので無理だと言います。
ナイジェリアと交渉するにはアフリカでの日本の存在感が、中国に比して、圧倒的に小さいのでしょう。
昨年「TICADⅤ」が横浜で開かれ、日本もようやくアフリカに注目し始めましたが、先行する中国に比べたらまだまだです。
日本に居て“ナイジェリアの日本人女性”に如何いう協力が出来るか解らないのですが、ともかく、一端帰国され、外銀数行でキャリアを積まれ、アフリカビジネスで厳しい面をたっぷり見てこられた彼女に、これから注目されるアフリカ投資へのアドバイザーとして活躍していただければ、今後活発になるはずの日本・アフリカ経済交流に大いに貢献してくださると思います。
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【 ハフィントンポスト 】
窃盗周辺にイスラム系民族―ナイジェリアの人口は水増しだった2014年01月07日 14時51分
ナイジェリアは不気味な雰囲気のうちに2014年が明けました。
1913年にイギリスが保護領を合体させて今のナイジェリアの領域にしてから年末で100年の期限が切れ、不都合のある地域は分離できるという規定があったとされています。抑圧されてきた油田地帯がビアフラ共和国として独立する気運が徐々に盛り上がり、これからナイジェリアがどうなるのか筋書きが読めない状況です。
宗主国イギリスは植民地時代からナイジェリアの北半分、遊牧や農業の地域にいるイスラム系民族の人口を水増しして利用してきました(南部は主にクリスチャン)。彼らが総人口の55%を占めるように、長年数字が操作されているそうで、巷では「北部では家畜まで数えている」などと言われています。
実際、電力プロジェクトで北部のある州を確認した日本人によると、州政府は人口も世帯数も全く把握しておらず、選挙前には近隣の国から申請があり、人口が5割増しになるそうです。同じ民族が周辺の国々におり、地元民が自由に国境を越えられるルートが無数にあるのです。
そんなイスラム系民族が、税関で窃盗に関与した職員にもいるほか、周辺に蠢いています。
窃盗事件から1年近く経つ頃、「お宅のバイクを大量に仕入れたが、丈夫だと好評なのでもっと欲しい」と、ガルバというイスラム民族系の男が店に訪ねてきました。窃盗事件がまだ捜査中だったのでディーラーには卸しておらず、彼は自ら盗品故買だと名乗った訳です。
すぐ刑事本部に拘束してもらいました。男の雇い主、アルハジ*・ムカが近くで待っていると言っていましたが、雇い主は見つかりませんでした。
窃盗の証拠固めをする絶好のチャンスでしたが、ラゴスの港周辺にいるイスラム民族系の代表者が警察にやってきて、保釈を要請。イスラム教徒がトップにいる刑事本部は、調書も残さないで容疑者を逃がしてしまったのです。
ガルバは北部のボルノ州から国境の湖を越え、チャドで売ったと言っていましたが、その後そのボルノ州で盗品の隠し場所が見つかったという情報が2回入り、ラゴスからナイジェリアの反対の端まで振り回されることになりました。ボルノ州は現在、イスラム過激派ボコ・ハラムのテロで非常事態宣言が出ているところです。
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一度目は知り合いの男(キリスト教系民族、無職)からの情報で、夫が出向きました。中部プラトー州のジョス空港から車でボルノ州へ。途中、2台の不審な車が尾行しており、ボルノ州の州都マイドゥグリまでついてきたのに気付き、夫は問題の「倉庫」まで出向かず、情報提供者を置いて退散しました。その男は誰かに雇われて謀殺を仕掛けてきたと思われます。
ちなみに、ジョスから通過した3州で、州都以外は幹線道路沿いに町と言えるほどの集落がなかったそうです。写真は途中のガソリンスタンド。周囲はだだっ広い荒地です。
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後日また、イスラム系民族の男らがボルノ州に盗品が隠してあるという情報を持ち込み、社員2人を派遣しましたが、またあちこち振り回されただけで、何も見つかりませんでした。
イスラム系民族が仕切る警察の捜査チームは、「積荷がなくなった経緯が不明」、「積荷が足りない事は荷主に知らせてあった」などと事実を捻じ曲げ、窃盗犯を庇い続けました。捜査チームの主任は後日ロンドンへ家族旅行をし、チームの面々は家を新築したと言います。
その後も知人や同じ民族から様々な罠やトラブルが仕掛けられましたが、背後にイスラム教徒、特にボルノ州の人がいました。政府相手に訴訟を起こした後、尾行してきて脅迫した通関士がボルノ州の副知事になっていたのも、背筋の寒い発見でした。
イスラム系民族が税関や警察、司法の要職を占め、彼らの犯罪は裁かれない態勢になっていたのです。そしてクリスチャンの被害者が犯人を追及しようとすると、官民あげて被害者を経済的に困窮させ、謀殺も辞さないのでした。
*メッカ巡礼を果たした人の敬称